『ワルツを踊ろう』中山七里

一言でいうと、「人の恨みは恐ろしいから気をつけよ」
都会から出戻って来た40に近い男に対する田舎の人たちの陰湿なイジメの復讐劇。
凄惨すぎる殺戮のワルツでフィナーレを。

読み終えてから、再度ザっと読み返してみた。
主人公の男は、純粋に、田舎の現状を良くしようとしているがその方向が間違っていた悲劇。
やることなすこと失敗し、村八分にされていき、復讐の念を募らせていく。
ラストの惨劇では、殺す前に、思い知らせてやろうと話すが、殺される方は、どうしてそんなに恨まれるのかが分かっていない。それもそのはずだった。ただ一人の味方だと思っていた人が、まさかの・・・

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