『マスカレード・ホテル』東野圭吾

もうすぐ映画『マスカレード・ナイト』が公開されるので、その前に、このシリーズを読んでおこうと思い、1冊目を読んでみた。
一流ホテルに、殺人予告が入る。
ホテル側と警察側が協力し合い、警察がホテルの従業員に潜伏することに。
主人公のホテルマン(女性)の指導の元、刑事がホテルマンに教育されていく。
斜に構えた刑事が、少しずつホテルマンにふさわしく変身していく様もおもしろい。
様々な怪しげな客が来るのたびに、殺人者なのではないかと目を光らせる。
一体誰が狙われているのか。

主人公のホテルマン(女性)の丁寧な物言い、対応が素晴らしい。
私も接客業をしているので、比較しやすいのだが、こんなにお客様の立場に立って対応しているだろうか?と我が身を振り返ったり、一流の仕事ぶりに感銘を受けながら読んでいた。
読書は単なる娯楽だけじゃなくて役に立つものだ。

2冊目の『マスカレード・イブ』は、過去にさかのぼり、女性ホテルマンと刑事が出会う前の話で、今読んでいる途中。

3冊目の『マスカレード・ナイト』は映画を観る前に読んでも十分楽しめそうだし、観た後に読んでも原作ならではの詳しい描写が楽しめそうだし、どちらでも良さそう(^^)




スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク