レインマンという殺人鬼は女の子を殺して足首だけを切り落としていく。
でも、ミリエルの香水をつけていると狙われないという噂が女子高生の間に飛び交う。
主人公は、小暮という40代の刑事。ちょうど女子高生の娘がいる。
小暮は男手一つで娘を育てているが、仕事に追われて親子の時間がうまく取れない。
そんな中、この事件の解決のため奔走する。
きれいな足に執着する異常な犯罪者は誰なのか。
夜道をあるく少女が、殺人鬼に襲われる過程の描写がまた恐ろしい。
誰かに追われているかもしれない。気のせいか?怖い気持ちを紛らわすために、無理やり楽しいことを考える。やっと向こうに明かりが見えてきた。もう少し。そんな切実な少女の願いは打ち砕かれ、無残な足首のない死体に変わり果てる・・・。
最後の一行に衝撃を受けるというので、最後の数ページはドキドキしながら読んだ。
最後の一行。主人公の人生の根底を覆されるような衝撃的な事実が!
これは怖い。
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