綾辻行人さんの館シリーズ第6作目。
館シリーズはどれを読んでも面白いところがすごい。
全部で9作あって、どれからでも読めるけれども、やはり最初から順番に読んでいくことをお勧めする。
微妙に前後がつながっている描写もあるので。
記憶を失った老人に残された自分が書いた手記。
それを頼りに、おなじみの探偵(本業は僧侶であり作家)たちと一緒に謎解きに挑む。
手記の中の「黒猫館」だと思っていたものは。
その中で起こった殺人と自殺の真相は。
この作品は、館シリーズにしては死人がたった二人しかいなくて、それほどおどろおどろしい内容ではない気がする。
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