私はきのこの山派である。
なぜならチョコの部分とビスケットの部分が分かれていることで、口に入れた時に別々に味わうことができる。またはチョコを食べてからビスケットを食べるということもできる。
たけのこの里はビスケットの上にチョコがかぶさっているので、はっきりと区別して食べることはできない。
きのこの山だって、咬んでしまえばすぐにチョコとビスケットが混じってしまうので、たけのこの里と一緒じゃないかと思われるかもしれない。しかし、それでは口に入れた一時の微妙な味わいを放棄していることになりはしないだろうか。
しかも、チョコの割合は、なんと、きのこの山の方が1.4倍多いというのだ。それなのに、メーカーは、たけのこの里の方が圧倒的に人気だと言っている。しかし、きのこの山の方が歴史は古い。
話はこれだけではなかった。なんと、「すぎのこ村」
という幻のお菓子が存在していたのだ。(上の写真参照)
かつて、この3つの勢力は、みつどもえ、三国志状態だったというではないか。
すぎのこ村が台頭していたことを、私は迂闊にも知らなかった。
ちなみに、きのこの山は1975年発売、たけのこの里は1979年発売。すぎのこ村は、1987年発売。
(完)
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