『手紙』東野圭吾

義母が施設で読むのに貸して、読み終わったので、私も再度読んでみた。

両親を亡くし、兄弟二人、弟を大学に行かせるために、兄は働きに働き、体を壊し、ついに魔が差して強盗殺人を犯してしまう。
獄中の兄から弟へ送られる手紙の数々。
弟はどこへいっても、「強盗殺人犯の兄がいる」というレッテルを貼られて、仕事も失い、恋人も失い、夢も奪われていく。
差別に憤りながらも、差別があって当たり前なんだと理解していく。
そんな中、同じような境遇の女性と結婚し、子どもをもうける。
どんなことがあっても、家族を守ろうとするが、偏見の目は子どもにまで及んでいく・・・。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク