『夢と金』西野亮廣

あさイチにキングコングの西野亮廣さんが出ていて著書を紹介していたので読んでみた。

タイトルが誤解されやすいのだけど、とても大事なことを言っている。

SS席や飛行機のファーストクラスの値段が高すぎるとクレームをつける人がいる。
でも、もし高価格帯料金がなければ、エコノミークラスの人達にもその代金がかぶさってくる。
東京→ニューヨークまで飛行機を一機飛ばすためには、約一億円かかるので、高価格帯のお金を払う人がいるからこそ成り立ち、庶民も乗れるのだという話。

クラウドファンディングの話。

ファンに応援してもらうためには、自分の現在位置と、目標位置を目に見えるようにファンに提示すると、その目標に到達できるようにファンも応援し甲斐が出てくるという話など。

特に心を動かされたのは、困っている人をNFTで支援する方法。
誰しも、寄付をしたら自分から吹聴はしないけれど、少しは周りの人に知ってほしいという心理がある
それをNFTを使って、どこどこに寄付をしたという証明書を購入したら、誰でもそれが見られるので、ちょっとした満足感につながる。
自己満足という不純な動機であっても、結果的に困っている人を支援でき、救われる人がいるのだから、多いに世の中に役立っている。この方法はすごくワクワクするものだった。
一応、自分もウォレットだけは持っているので、こういうNFTは将来買ってみようと思う。
全ての若い人たちには読んでほしい。自分の子ども達にも読ませたいが、親の勧める本は読まないものなので、他の将来を担う若者たちには強くお勧めしたい。

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