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夜勤の弁当工場にパート勤務する主婦4人。それぞれに家庭の悩みを抱えている。
そのうちの1人が、ある晩、帰ってきた亭主を衝動的に縊り殺してしまう。
後始末に困った妻は、パート仲間の頼りがいのある雅子に相談。
雅子は、なんと、死体を始末してくれることに。
パート主婦たちが、慄きながらも金の欲望につられてバラバラ殺人に加担していく。
バラバラ殺人をめぐり、社会の闇に生きる人物とつながっていき、じわじわと追いつめられていく恐怖。
肝の据わった雅子が、若いチンピラや、異国人や、只者でない男たちにもかっこよく魅力的に思わせてしまう。
10年以上も前だと思うが、以前この本を読んだことがあることを読みながら思い出した。
ドラマ化もされている。