牧師の妻として、娘4人を育てながら40年以上教会を運営。
病弱な夫を支えながら、54歳で牧師になり、69歳まで牧師を務める。
70歳からは公営住宅に一人暮らしをしている。
娘たちに関しては、
早くに親離れ子離れしているので、この先さらに年をとっても、一緒に暮らす予定はありません。
夫を見送ってから一人暮らしをしているが、子供4人もいても、一緒に暮らす気はないというしっかりした考えをもっている。
娘たちに「自立しなさい」と言ったのに、私が自立しないわけにはいきません。だから、一人暮らしを続けます。そのために、健康管理には気を配っています。
「ジムに行かなくても、運動はいくらでもできる」と、日々の生活に簡単な体操を取り入れ、それを本人の写真付きで解説している。
今は年金7万円と、週3回のシルバー人材センターの仕事で得たお金で暮らしている。
体を動かして働くと、若さも元気も保てるので、仕事があることに感謝しています。
物に執着していないので、もったいないからと取っておくことはなく、大切なものなら、目に着くところに出していつも見ていられるようにしておく。場所にも執着がないので、長年住んだ家から公営住宅に移り住んでも、すんなりと受け入れられた。
究極は体にも執着がないので、自分の死後は、検体に出し、医学のために使ってもらうそうだ。
検体に出すと、火葬もしてもらえ、一年後に骨となって戻ってくるので、火葬代や棺桶代もかからない。
誰に対しても態度を変えない。
偉い学者さんや、有名な芸能人や、素晴らしい能力を持った人達もいるが、神様の前では誰もが平等なので、そういう人たちや、目下の人たちに対しても、同じように接するのだそうだ。
読んでいるだけで、まるでこの方のことをよく知って友達になったような気がしてくるので、本って不思議だ。