本を読もうとすると、だいたいの人は、目次はサラっと目を通すだけですぐに本文を読み始めるものだけど、本というものは、著者が「目次」と「はじめに」と「おわりに」に命を懸けるくらい大事なことを書いていると聞いてそのつもりでこの本『ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則』 桑原晃弥 著を読んでみた。
そして、付箋をつけたいと思った箇所が、ほとんど目次に集中していた。
下の青字の部分がそうだ。
『ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則』 桑原晃弥 より
世間が「すべきだ」で動くとき、成功者は「好きだ」で動いている。
成功したらそれ以外やらない
綱渡りで落ちるのが怖いかい?綱渡りをしなければいいんだよ。
配偶者は健康で選ぶ。会社は堅牢さで選ぶ。
お金は投資に使え。時間は自分に使え。
お金を使い果たす人は、運をも使い果たす。
人生を大切に思うのなら、時間を無駄二使うな。
人生を変えたいなら、友人を変えれば簡単
これら、一つ一つ心に刺さり、今後自分はどうしたらいいのかと考えながら読んでいた。
目次がどんなに重要だということが分かる。
今までは、目次は見ても、ほとんど読まずに本文に取り掛かっていたのだけど、目次を頭に入れて読んだ方が、本文の理解度は早い。
試験問題などでは、問題を1からやるのではなく、まず全部の問題に目を通して、何について語ってるのかを概ね理解してから回答に取り掛かるというテクニックが用いられている。
読書に関しても、それが応用できるということだ。
読みたい本はたくさんありすぎて、でも、生涯に読める本の数は限られているので、なるべく多く読みたいのであれば、こういうことも頭に入れておきたい。