菅田将暉主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』の中でこんなセリフがあった。
自分が犯した一番重い罪をそれぞれ告白させられるシーンで、ある男性が、いじめられて仕方なく万引きをしていたと語ったのに対し、整は、
「欧米の一部ではいじめている方を病んでいると判断する。でも日本では逆。あいつにいじめられたよ、病んでいるのかもしれないからカウンセリングを受けさせてやってよと皆が簡単に言えるようになればいいと思う」
と語る。
日本ではいじめてた子はそのまま学校生活を送ることができるのに、いじめられた子は学校に来れなくなったりして、多大な損害を被るばかり。
でも、欧米のように、いじめられた子が、「いじめた子はカウンセリングが必要だ」という思考回路で、まるでいじめっこの救世主のように立場が逆転している。
この発想は日本人には度肝を抜かれただろう。
もっと、こういう斬新な考えが広まればいいと思う。
原作は漫画だそうだ。
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