これは去年、私の友達からいただいたシクラメン。
蕾もたくさんつけている。
シクラメンは翌年また咲かせるのが難しいらしいけど、夏の間もちらほらと咲いており、今はたくさん咲いている。
まるで自分の手柄のように言ってるが、育てているのは夫。
日が当たる場所に移動したり、水をやったりはもちろん、葉の色を見たり、土が乾いているかチェックしたり、寒い時は暖かい部屋に持ってきたりと、きめ細やかに世話をしてくれている。
おかげで、同じくポトスもきれいな緑色の葉っぱで元気に10年くらい生きている。
夫は人間関係が壊滅的にダメなのだが、動物や植物に対しては、とても面倒見がいい。
家の猫には、トイレを替えたり、餌をやったり、声をかけたり、なでなでしたり、遊んであげたり、ネットで「猫の気持ち」というのを読んで研究したり。
この間は、ペットショップにいる犬が、「ワン!ワン!」とひっきりなしに吠えていたのを見て、
「どうしたんだ?」と犬に話しかけていた。
単にお腹がすいているんだったらいいのだけど、何かすごいストレスがあるのか、恐怖があるのかと思うと可哀そうになってくるが、夫曰く、向こうの方で、餌を準備していたから、それを見て「早く早く」と吠えているのではないかと。
よく観察しているなと思った。
対人間には、うまく関係を築けない分、ものを言わない動物や植物には優しく世話ができるらしい。
人間は、いろいろ余計なことを言いすぎるんだろうね。
夫のいい面も見出すことができて、少し嬉しくなった。