緑川聖司の怪談シリーズ3冊目。
1冊目の『わたしの本』は主人公が小学生。
2冊目の『あなたの本』は、大学生。
3冊目の『みんなの本』は、社会人になっていく流れで続いている。
出版社に勤める主人公が、実際に体験した怪談話を小学生から募集した話を集めたものなので、みんなの本という名前になっている。
応募した小学生たちの元に、みんなの本が送られてくるが、それを読んだ小学生は、なぜか霊感が強くなっていく。
そこに目をつけた謎の女が現れて。。。
短編集として読むだけでも面白いし、短編集を含んだ大きな物語としても読める怪談本。
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