『夜市』恒川光太郎

幼い兄弟が、夜市に出かけていく。
そこは異次元の世界だった。
何か買い物をしないと、元の世界に戻れないことを知った兄は、ずっと欲しかった「野球の才能」を買う。お金は持っていなかったので、代償として弟を売る。

元の世界では弟はいなかったことになっていた。
兄の野球の才能は開花していくが、弟を売った罪悪感に苦しめられる。
何年か後、夜市がまたやってくる気配を感じ、女友達を誘って再び夜市へ。
弟はまだそこにいるのか。それとも。。。

この本はもう一つの話が入っていて、そちらも異次元・異空間と現実の世界との間を行ったり来たりしながら不思議な世界を楽しむことができた。


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