『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』中桐啓貴

投資はギャンブルとは違う。

若者が先生に教えを乞う形式で、投資について学べる本。

100万円の投資が、45年後には5000万円になっていた。しかもその間、2度のオイルショック、湾岸戦争、イラク戦争、9・11、ITバブル崩壊、リーマンショックなど、戦争や経済危機が頻繁に起きていた。加えて、為替レートが1度ドル300円から1ドル100円に円高になっているにもかかわらず、100万円が50倍の5000万円になったのです。

この例は、資本主義において、長期投資をすることの魅力を伝えている。

プロの投資家が選んだ銘柄のポートフォリオと、猿がダーツを投げて選んで組んだポートフォリオとは成長がほとんど変わらなかったそうだ。

プロでも予想することは至難の業とはいえ、これはどういうことなのかというと、猿がダーツで適当に選んだ銘柄は市場平均(分散投資)となる。

それを長期に渡って運用したものと、プロが吟味して選んだものとで大差なかったということは、投資の勉強などしてる時間のない素人にとっては、市場平均を長期分散投資しさえすればいいことになる。

今は「つみたてNISA」や「iDeCo」など非課税で長期運用できるものがあるので、それを利用しない手はない。

最後に有名人たちの言葉

アダム・スミス
「我々が食事ができるのは、肉屋や酒屋やパン屋の主人が博愛信を発揮するからではなく、自分の利益を追求するからである

世界時に有名な投資家ウォーレン・バフェット
「あなたの株式への投資期間は?」と聞かれると、「永遠だ」と答えている。

アインシュタイン
「福利は人類による最大の発明。知っている人は福利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」


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