『〈レンタルなんもしない人〉というサービスはじめます。』

著者はツイッターで、何もしない人としてサービスを始めた。
「一人じゃ寂しいので一緒にほうじ茶フラペチーノを飲んで欲しい」
「離婚届を一緒に出しに行って欲しい」
「自分以外の生物がいることを確認したいので部屋にいて欲しい」
「風船を持って一緒に散歩して欲しい」
「マラソンをゴールするする自信がないので、レンタルなにもしない人さんがゴールにいてくだされば走り切ろうと思えるのでゴールに立っていてください」
などの変わった依頼がくる。
報酬はゼロで、その場所に行くための交通費だけもらう。
友達には頼みにくい、友達だからこそ頼みにくい事を「レンタルなにもしない人」は、基本何もしないので、後腐れもなく、そこに価値がある。
何か余計なことを言うこともなく、ただうなずいて話を聞いたり、そこに存在してるだけで依頼者は満足する。
情報過多や刺激が多すぎる現代には、こういうサービスが求められている。
様々な人間模様が面白かった。


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