『生者と死者 酩探偵ヨギガンジーの透視術』 泡坂妻夫

これは珍しい仕掛け本である。
袋とじになっていて、まずそのままの状態で読むと短編小説として読める。
次に袋とじになっている部分をすべて切って読むと、今までの短編小説が消え失せて、長編ミステリーが現れる。
なので、副題は「消える短編小説」入ってます!

前から気になっていた本で、やっと読むことができた。
こんな珍しい仕掛け本は初めてだった。

切る前の短編を読んだあと、袋とじをいっぺんに全部と切ってしまうのではなく、一つずつ切って読んでいった。
ペーパーナイフなどという気の利いたものはなかったので、カッターナイフで切りながら。

切ってしまうと短編小説が消えてしまうので、同じ本を2冊買っておくと便利だろう。
(私はそうした)

著者がマジシャンということで、短編小説まで消してしまえるなんてさすがだ!


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