『殺戮にいたる病』我孫子武丸

好みの女性を物色しては次々に殺していく。
その殺し方が異常で、それを異常と感じない男の心理がまた異常。
まさか息子が犯人なのでは?と怯える母親。
そして、読み手が完全に騙されていることに気づくラストの衝撃!

レビューでラストで衝撃受けることだけはあらかじめ知っていたので、ラストに近づくにつれ緊張で呼吸が乱れていった。
ただでさえ気管切開していていつも呼吸器の違和感を感じているので、読み終わる前に自分がどうかなるかと思ったほどだった。

そしてラストで分かったことが!
衝撃とはこのことだったのか!
それを踏まえたうえで、また最初から読み直さずにはいられなかった。
ラストで読書が終わるかと思いきや、まだまだ読書は止まらずホラー小説で夜が更けていくのだった。

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