野菜と花の苗を売るお仕事をしてきた。

２日間だけのピンチヒッター的なお仕事が入った。
それをやると掛け持ち仕事になるのだが、仲良くしている友達からの頼みなので引き受けた。

問題ば、早起きしなければならないことだった。
昼近くになってやっと起きる生活をしているのに、その仕事に出かけるには８時４１分のバスに乗らなければならない。
それだけが心配だったが、気にしていると不思議と起きられるものだ。
７時に置き、朝ドラまでちゃんと見て、駅に向かい、そのバスに乗り込む。

９時頃に着く。
どんな仕事かというと、野菜や花の苗や農作業用の雑貨や果物、野菜を売る仕事だった。

きゅうり、トマト、ナス、スイカ、カボチャ、ピーマン、絹サヤ、スナップエンドウ、シシトウ、ゴーヤ、オクラ等々。

苗でも接ぎ木とそうでないものがあることを初めて知った。
接ぎ木の方が同じ地面に植えられるから少し高いのだそうだ。

ゴールデンウィークでちょうど苗の植え時なので、お客さんが来る来る。
お客さんは田舎のおじいちゃん、おばあちゃんといった具合だが、みなやけに陽気で明るくておしゃべりだった。

「年金が少しだけだから、自給自足しないとね」などと言っていたが、本当は畑をしたくてたまらないといった感じだった。

私はまともに野菜を育てたことがないので、新鮮な心持であった。

依頼してきた友達に、そのことを言ったら、「土いじりしてると元気なのよ」と笑顔で返答が。

実は私もそこでスナップエンドウを育ててみようと苗を３つ買ってきたのだった。（実際はもらった）
プランターで細々と育ててみよう。

この臨時のお仕事のおかげで、今のところ早起きの習慣につながっているので良いことだった。いつまで続くか。