調べものをしていて、昔の記録を日記の中からあさっていたのだが、調べもの関係以外にいろいろ目についてしまって遅々として進まなかった。
というのも、今飼っている猫がもらわれてきた時の写真が出てきたからだ。
もう、この子がうちに来てから、9年半も経ったことが記録により分かった。
段ボールの仔猫たち。そのたたずまいはまるで捨て猫のよう。
オスとメスをもらってきたのだけど、オスの方は2歳の時に死んでしまった。
メスの方は、今でも元気に生きている。今私の横で餌を食べている。
この猫たちをもらう4か月前に、別の人からも猫をもらってくれないか?との依頼があったのだ。
その時は、まだ生まれたばかりで、やっと目が開いたばかりの猫だったので、人間の赤ん坊のように、数時間ごとにミルクを与えなければならない。
当時、私は朝8時から夕方4時まで仕事をしていたので、その間面倒がみられず死なせてしまうかもしれなかったので、残念ながらお断りすることになった。
この写真の猫は、 もう少し大きくなっていて、つきっきりで面倒みなくても大丈夫だったので飼えたのだった。
当時の記録(2008年)を読んで、驚いたことがあった。以下。
動物を飼うことであらゆるわずらわしさはあっても、それなら猫くらいと思ったことも確かだが、なにせ猫がまだ小さすぎて、うちにもらわれることは無くなってしまった。
なんと、この頃から「獣医」を意識していたとは。
当時、上の子は11歳。現在20歳で獣医学生となっている。
なんとも奇遇だ。
この時の生まれたばかりの子猫と縁がなかったことには心が痛むが、これもタイミングだったのだろうか。
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