「コウノドリ」~オランダへようこそ~

ドラマ「コウノドリ」がついに最終回となってしまった。
原作の漫画も面白く、全巻読んでいたので、このドラマも毎回楽しみにしていた。
ダウン症の子供を堕ろすか産むかで悩み、堕ろす手術の間際になって顔色を変えて「やっぱり産みます」と決意した妊婦さん。
生まれた後はどうやって育てようかと、ダウン症の子供を持つ親達と交流をする。
その中で、「オランダへようこそ」という詩が紹介されていた。
どんな詩かというと、私が簡単にまとめてみた。
憧れのイタリアに行きたくて、ガイドブックを眺めてあれこれ計画したり、イタリア語を勉強したりしながら、さあ、ついに憧れのイタリアへ出発したと思ったら、飛行機が着陸したのはオランダだった。
こんなはずじゃなかった。私はずっとイタリアに行きたかったのに。イタリアへ行った友達が羨ましくてたまらない。でも着いたのはオランダだ。嘆いてばかりいたら、オランダのいいところが全く見えなくなる。イタリアのような華やかさはないけれど、オランダには風車もあり、チューリップもある。

ここの人達と、ここの生活を楽しもう。

こんな内容だ。ダウン症の子供が生まれるなんて思ってもみなかった。こんなはずじゃなかった。でも、この子のいいところを探して、この子と一緒の生活を楽しもう。

この詩は、ダウン症の子どもの母親、エミリー・パール・キングスレーさんが1987年に書いた詩だそうだ。

ダウン症でなくても、こんなはずじゃなかったという事はたくさんあるけど、こんな風に思えたら人生豊かになれるだろうね。

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